血糖値とはその名の通り、血液中にどれだけ糖が含まれているかを示した値です。その値が低いほど糖が少なく、値が高いほど糖が多いということになります。
血糖値を大きく左右するのが食事です。どんなものを食べた、またどんな順番で食べたかによってその上昇の仕方も値も変わります。通常人間の体では、血糖値を上げるグルカゴン、下げるインシュリンの2つの作用によって血糖値は調整されています。血糖値がどんどん上がっていくことによってインシュリンが分泌され、糖をエネルギーとして筋肉や様々な臓器に送るのですが、余ってしまった分は脂肪として蓄えます。これが肥満の原因の1つです。
体内の糖がエネルギーとして使われたことによって、余ることがなければ脂肪になることもありません。しかし余った分だけどんどん脂肪になってしまうことから血糖値はダイエットと大きな関係があるのです。
インシュリンは糖をエネルギーとして体中に送り出す一方で脂肪にしてしまうという働きがあります。その上脂肪分解を助けるホルモンの働きをも阻害してしまうため、ダイエットの大敵なのです。これを防ぐためには血糖値の上昇を緩やかにする必要があります。急に上げてしまってはどんどん体内に蓄積されていってしまいます。ゆっくり上昇させることを意識することで、インシュリンの分泌量を抑えることができます。
血糖値を抑えるために一番効果的なのが食生活の改善です。
・炭水化物を控える
炭水化物は数値を急上昇させてしまいます。たくさん摂取するのを控え、また玄米や雑穀米などミネラル分を含んだものを選ぶようにするとよいでしょう。
・野菜や果物を積極的に食べる
野菜や果物に含まれている食物繊維は、数値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。そのため食事の最初に食べることによってその後に食べる炭水化物などによる血糖値の上昇を緩やかにしてくれます。
・水やお茶を飲む習慣を身に着ける
ジュースやコーヒーなどは水分補給のうちには含まれません。水やお茶を飲むことを習慣づけることによって代謝を上げたり、また血液の流れをよくするなどの効果があります。
・甘いお菓子、スナック菓子などの食べ過ぎに注意する
お菓子には白い砂糖がたっぷり含まれています。またスナック菓子には油や塩分がたっぷり含まれています。これらが数値の急上昇を招くためなるべく控えましょう。
・揚げ物などの油を控える
油分を多く摂取してしまうと数値の上昇状態が長く続いてしまいます。揚げ物は控え、炒め物では油を敷かないなどの工夫をしましょう。

このように血糖値というのは私たちの日常的な食習慣によって改善でき、またダイエットにも大きな影響を及ぼすのです。